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徒然なる日常に萌えを見出す日々
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えっ、ちょ…もしかしなくても夏コミまで作業できる時間って、今日と明日しかない!?(11日夜に東京に発つ) 夏コミでタイバニ無配本を出そうと思ってたんだけど、ペーパーになりそうっていうかペーパーの体裁整えるのもギリギリっぽそう…夜行バスの待合所で作業なんて嫌だよ…不幸(?)中の幸いは、リボーン関連の準備は全て終わっていることだ。まあそれが終わってないのに他ジャンルやってたら何やってんだって話だけどもさ…
せめて妹たちがいなければ…ていうかなんでいるのん(笑) でもどうしようもない。子ども苦手な私でも甥っ子姪っ子が可愛いのは、それ以前に妹が可愛くて仕方ない姉バカだからな!! 姉バカは今日も原稿を犠牲にして家族サービスゥ!!

初盆前に古くてボロい仏壇を掃除しようと思って見たら飾り枠の部分が劣化してぶっ壊れて下に落ちてた…以前から飾り部分がポロポロ取れ始めてたし、いい機会なので新しいシャレオツな仏壇に買い換えてやったわ! 絶対お父さんがボロい仏壇嫌やからって壊したんやわ(笑)
昨年末に亡くなった父は今年、仏ルーキーなのです。関西の初盆は一週間早いので、実は既に父が帰ってきてます。見えないけど。私は見えないけど、盆なんて概念知ってるはずもない甥っ子(2歳)が「じったん公園に着いたって。(窓から裏山を指差して)あっちから帰って来たよ」って言ったのでたぶんそうなんでしょう…子どもにはわかるというからな…
とりあえず父の好きだったお酒と、私の好みで買った(笑)お酒と、父が生前愛したフィギュアと刀と楽器たちを並べてある。甥っ子が触りにいくので困る…が、ちゃんと「じったん、コレ触ってもいい?」って聞いて「じったん『いいよ』って」と言うので怒るに怒れないぜ…

以下、怪談ってほどでもない、父の話↓
自己満足です。



うちの父が亡くなったのが夕方だったのでその日のうちに通夜ができず、葬儀会場の霊安室を借りて一晩仮通夜という形で母と私だけ泊まったときの話。

家からいろいろ副葬品とか持ってきて、母がトイレに行っている間に私は仮眠の準備しようと思って、父の寝台と直角に置かれているベンチの上に毛布広げたりしてたんだけど、背後で急にバタンって音がして振り向いたら床がジャバジャバに濡れてる。そして少し遅れるように「うわクッサ!酒臭ッ!!」ってなった。背後の物音は紙袋が倒れた音、床が濡れてたのと匂いは中の焼酎のビンが割れて漏れてきたせいだった。
でも私、紙袋に触れるような距離にいなかったし、第一その紙袋には割れた焼酎だけじゃなく「クリスマス用のワイン」とか「正月に家族で飲む用の日本酒」とかいろんな名目で父が張り切って買ってたお酒が数種類入ってて重さもあって、それゆえにマチの広い安定のいい丈夫な紙袋(ケーキとか、結婚式の引き出物の皿とか壷とか入れる用のアレ)だったので普通にしてれば倒れるはずのないもの。
そして1本だけ割れた焼酎のビンは、母が父の還暦祝いにわざわざオーダーして焼いてもらった名前入りの陶器のビンでした。
名前部分がくりぬかれるように綺麗に真っ二つに割れてて名前部分には傷もなく、ビシャビシャになった床を片付けながらあまりにもそのビンの割れ方が綺麗過ぎたのと不自然な倒れ方だったので母と「お父さん、この名前入りのお酒だけは持って行きたかったんかもねぇ」「いやぁ~お父さん、そんなに飲みたかったんやねぇ」って言ってた。亡くなる前は味覚がなくなっちゃってて何食べても、好きな酒飲んでも美味しくないって食欲もなくなってたからなぁ。やっと好きなだけ飲めるのか、ってちょっと安心した。っていうか安心させるためにその酒持ってったのかなと思う。
ビンの方は、すぐに接着剤買ってきてくっつけたら見た目は元通りになった(もちろん中身は入れられないけど)ので、父のコレクション棚に今でも飾ってあります。

あと霊とか全然関係ないけど父の死後、私物を引き取りに父の職場へ行ったところデスクの引き出しにプラモやフィギュア、それらを作る用のニッパーやタミヤの接着剤、塗料、面相筆、ヤスリ類なんかが一通り置いてあったり、会議の議事録の端にボールペン書きで匠の仕業かと思うような凝った侍の絵とか描いてあって、いろんな意味で涙目になった(笑)
でも、妹の夫君は実の父よりもうちの父が好きで入り浸ってたし、私が学生の頃つき合ってた彼氏は私と別れた後も父とは個人的にずっと会って飲みに行ったりたし、部下の若い子何人も家に連れてきてご飯食べさせたり、妹の同級生(♂)が電話口で「お姉さん、お父さんを僕に下さい!」って言ってきたこともあるし、父もその子に坂本龍馬の短筒のモデルガンあげたりしてたして可愛がってたしな…そういう話すると「あんたの父親って何者なん…」て笑われるけど(笑)
まあそんなわけで父の通夜と葬儀では若い男子が寄り集まって祭壇の前で大号泣でしたよ。線香足しに行ったら男子が数人遺体の周りで泣き酒やってて、足すまでもなくいっぱい線香が立ててあったりして(笑) 家では娘2人でつまらんかったやろけど、外にはいっぱい息子がいたんやなぁ。男子から見たら結構カリスマ父だったのかもしれない。いや父娘仲もめっちゃよかったけども。

自分のことネタにして欲しくてしょうがない人だったけど、私が書いてるのホモ小説だし(笑)生前ちっともネタにしてあげられなかったので今日書いたよ
 

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