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徒然なる日常に萌えを見出す日々
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今日のアニメ、山本がカッコよすぎた。アニメスタッフ力入りすぎ! 提供バックに使われてる山本の目力なんか、白蘭さんですらフォーリンラブしそうな勢いじゃないっすか!
ビアンキや白蘭さんにまで認められちゃった、山本武モテモテ伝説。こいつ神聖モテモテ王国の国王になれるぜ(笑)
「次郎は隠れてろ」「ワンワン!」に激しく萌えました…!


明日はバレンタインですねぇー。風邪薬効いてるので症状は治まってるけど、副作用で非常に眠いので(そして咽喉が渇く)ケーキとかチョコレートとか作る気力がない。ダルいー。この日記書いたら寝ます。まだ昼だけど。
バレンタインは言ってみれば女子が頑張る日なわけですが、リボラジ聴く限り男子も頑張ってた(笑)んだなーとか思ったりもします。獄寺も山本もモテるのでそういう頑張りとは無縁、というか、むしろ断ることに大変なような気もしますが…
基本的に男同士だからバレンタインはスルーする気マンマンだったんだけど、妹と長電話してる間に落描きしてたら山獄というか獄山というか、なんかそれっぽい絵になったので、状況説明文をつけてバレンタイン更新だと言い張ってみる。

 

状況説明の軽い文をつけるだけのつもりだったのに、バレンタイン小話になった(笑)

===========

「こんなに貰ってきやがって…食いきれんのかよ」
「これでも去年より減ったんだぜ? 食いきれねーから食べ物やめてって言ったから」
 山本が受け取ったバレンタインデーのプレゼントは、金曜に学校で渡されただけでもかなりの数だった。本人の言うとおり、チョコレートや手作りクッキーと言ったお菓子系は去年と比べてだいぶん減ったが、それに反比例してタオルやTシャツ、靴下など、身につけるプレゼントが増えて、獄寺は心中穏やかではない。

 そして、減ったとは言えそれはあくまで去年と比べての話であり、やはり今年もツナの家の子どもたちに配ってなお余る程度にはお菓子類も充実していて、一人では食べきれないそれらは、山本とは対称的に誰からもチョコレートを受け取らなかった獄寺の家に持ち込まれていた。

「獄寺からはくれねーの? 」
「アホか。男同士で寒いこと言ってんな」
「ははは、たしかにな。オレもあの売り場に近づく度胸はねーや」
 おっ、これ高そう。と、チョコレートの山を少しずつ崩して開封していた山本が、薄い箱を取り上げた。

 「美味いぜ、コレ。獄寺も食う? 」
「……言っとくけど、オレあんまりチョコレートとか好きじゃねーんだからな」
「知ってるよ、でも頭使うときは糖分取らなきゃダメなんだろ? 」
 獄寺はスゲー頭いいから、オレよりはずっと糖分必要なんじゃね? と下手に出てみれば、おだてに弱い獄寺はもう調子に乗りかかっている。腕組みしたまま眉を吊り上げているが、微妙に小鼻がピクピク動いて得意顔になりそうなのを必死で堪えていた。

「ま…まあ、てめーがそこまでわかってんなら、あんまり甘くないやつなら食うの手伝ってやってもいいけどよ……」
「うん、獄寺が手伝ってくれた方がオレも嬉しい」

――やっぱ、獄寺のいないとこで女子の気持ちが入ったもん食べるのって気が重いんだよな
 と、山本が可愛いことを言った。

(……なんでこいつは…いつもオレが一番望むことを……)
 獄寺は、ものを貰うこと自体ではなく、それに込められた『気持ち』を受け取ってくることを厭わしく思っている。だから、山本がその『気持ち』の部分を真っ向からピンポイントで否定したことに爽快な感動さえ覚えたのだ。
(そういうとこが好きだ――なんつったら調子乗んだろうな……)
 調子に乗らせたくないので言わないけど、何も伝えないままでは胸の奥がムズムズしてしょうがない。

「――それ、寄越せよ」
「ん、これ? 」
 さっき開けた箱からひとつ取り出して獄寺に渡そうとしたら「それじゃない」と言われる。
「てめーが今食ってるそれ、寄越せ」
「え、獄……」

 獄寺の腕が首に回って顔を引き寄せられ、獄寺のピンク色の舌がチラリと見えた。



…まあ、そういう状況です。山獄なのか獄山なのかよくわからない(笑)
ていうか色鉛筆塗りひでぇ…

それで、獄寺があんまりチョコレート好きじゃない理由が、昔食べ過ぎて鼻血出したから、とかだとアホ可愛いな~と思うのです。
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