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徒然なる日常に萌えを見出す日々
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思い出より物派な現金主義の私ですが、ときたま旅に出たいと思うことがあります。
10年位前、信州に北から入ってアルペンルートを制覇しつつ『黒部の太陽』ごっこして、温泉入って、『飯田線のバラード』を熱唱しながら南に抜けるという計画を妹と2人旅で予約までしていて、群発地震に阻まれた日本アルプス縦断旅行とか。
あとは、北海道の競走馬生産牧場巡って、ノーザンホースパークで乗馬して、ラーメン食って、ヒグマの木彫りの置物買う!とかね。
きっと魂が癒されると思う……とはいえ、そんなお金かかることしょっちゅう出来ないんで、せいぜい家から車で5分の温泉入りに行ったり、ひとりで水族園や動物園行ったりというプチトリップで発散していますが、先日地元の動物園ですごく悲しいことがあったので、今行ったら間違いなく鬱倍増…

ということで、近所の公園にザリガニ釣りに行きました。
スルメとかチクワをエサにザリガニ釣ってると、たまにカメが釣れることもあるんだけど、あいつらは水面に上げられた時点で今かじっている部分だけを噛み切って、すぐに逃げるんです。でも、ザリガニは釣り上げられて陸に上げられても絶対エサを離さない。諦めない。この粘り強さ見習いたいぜ(まんまと釣り上げられてるのに?)
しかし、アメリカザリガニの、茹でられたわけでもないのに鮮やかすぎる赤黒さと、エサを取り上げられてから「あーっ! また引っかかってしもうたー!」ってやっと気づいて悔しそうにエサを離す姿は、それだけで充分癒しです。でかいツメ振り上げて威嚇しても怖くないっちゅーねん(笑)
帰るときには釣りに使ったエサをお土産に持たせて、「また遊んでねー」とリリースして帰ります。家にある適当なタンパク質とタコ糸だけで一人で半日は遊べる、とても安上がりなストレス解消法。

でもそんなことやってるって、人には話さない方がいい。人に言うと「えっ…それ何て勇者学?」と、若干引かれるので(笑)
そろそろ時期的にザリガニ釣れなくなってくるよ…

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