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徒然なる日常に萌えを見出す日々
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『日本人が大好きな【寝てない自慢】【食べてない自慢】【忙しい自慢】【体調悪い自慢】等は、海外では全部、自己管理が出来ないという無能さのアピールでしかない』ってツイッターでよく流れてくるけど、私も普段はわりとその通りだと思ってる口です。だからすっごい体調悪くても「意外と大丈夫だった」って言っちゃうし、めっちゃ忙しくても暇だと思われたいんだけど、こう書いてる時点で大いなる無能アピールだというこの矛盾。矛盾とジレンマを抱えても生き抜かなければいけないのだ、人間だもの。
とかなんとか言ってる割に、私は仕事よりも私生活よりも同人活動(趣味)を最優先したいタイプだったりする。同人はお金のかかる趣味だから頑張って働くし、体が資本なとこもあるからきちんと生活してなきゃいけない。でもあくまで趣味を最優先にしたい基準が自分の中にあるから、職選びの段階で土日が休めない仕事は選ばないし、〆切前ともなると睡眠時間を削ったり、ご飯やお風呂の時間も惜しくて部屋に籠もったりもします。体調崩して書けなくなったら元も子もないからギリギリのところは見極めつつ。普段はちょっとぐらい体調悪くても仕事に行くけど、趣味のためには有休取ったりもします。
でもそれは私の場合。
本来は私生活があって、そのために仕事をして、その余暇で楽しむものが趣味である、というのが一般的で、中には何よりも仕事が優先で私生活や趣味は後回しの人もいる。自分が仕事や私生活を犠牲に(笑)できる環境だからって、他の人に「なんでできないの!?」とは思わないし、言わない。相手が自分と同じ環境とは限らない。人それぞれの仕事が、生活があって、人それぞれの趣味への取り組み方があるんだから。
でも最近は言っちゃう人も多いような気がします。自分がどれだけ忙しくても趣味を優先できる(サイト巡りをするとか、同人イベントに行くとか)人が、自分と同じ感覚で「どうして更新しないんですか/新刊ないんですか、私だってこんなに忙しいのに!」みたいなことを。特に、ネット上でしか関わりない人が相手だと本人が見る場所でも(酷いと本人に向かって)平気で言っちゃう。作る側は作品を発表しないと何をしてるのかがわからないから余計にそう思われるのかもしれない。読む側の人が何をしてるのかなんて、もっとわかんないけどさ。
仕事と仕事の間の移動時間内とか、一日の終わりに布団の中で寝付くまでとか、そういう隙間の時間でできることと、充分に時間を確保した上で自室のPC前でないとできないようなことがあって、忙しさの種類や感じ方にも各人で違いがあって、そんな時に「あー忙しいなーしんどいなー、早くオタ充したいなー」って思うか「あー忙しいなーしんどいなー、今はオタク活動のこと考えてる余裕もないなー」と思うかも個人差があるというのに。自分ならコレを削れば時間作れるのに、っていう『コレ』が、その人にとってはどうしても削れないものであるかもしれない。
サイトの更新/新刊発行という自分の楽しみが満たされないからといって、そうやって人の時間の使い方に文句や厭味を言ったり、遠まわしに催促するようなことを言う人が増えてるのは、ネットが浸透しすぎたことの弊害みたいなもんと諦めるしかないのかな。だから無能アピールだとわかっていても【寝てない自慢】【食べてない自慢】【忙しい自慢】【体調悪い自慢】するしかなくなってきてるのかもよ。『深刻な○○不足』とかもだけど、○○の中に入る言葉が具体的であればあるほど、投げ出したくなる人が出てくるのも仕方ないのかもしれない

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