毎日PCをオンラインスキャンにかけてウイルス感染してないかチェックしてるんですが、それも万全ではないらしい…ので、FTP触るのは怖い。でもまあブログは問題なかろうと思うので、作品更新しない代わりに原作読み返したので、今日は萌を長々と語っときます。
文中で『山獄』って言ってるところ『獄山』と言い換えても何ら意味は変わりません。
日常編では『桃巨会に乗り込んだ山獄』の話が地味に好きです。
あの話まで、ツナと山本の間にある友情に濃度がほとんど感じられない(クラスメイトの延長というか)のと、ツナと獄寺の間に至っては友達以前に、よそよそしく常にお互い一定の距離を取ってたので、なんかこの3人本当の友達っぽくないよなーと思ってたんです。それが、ツナがヤクザに攫われて(と思い込んで)リボーンさんが「警察に任せろ」って言った時に、2人が息ピッタリで「任せられません!!」って同時に走り出すとこ見てゾクゾクッとした。『ああ!なんて山獄!!』って。あのシーンかなり好き。
ツナを挟んで立ってる時は正反対のこと言い合うっていうか、獄寺は常に山本に反対して山本もそれを譲らない、みたいな関係なんだけど、ツナのためなら一致団結できる初期の山獄。あ、でもツナのためでも言い合いになってたことあったっけ…(バースデーの力技手品のエピソード。あれはあれで良し!)まだ『ライバル』とか『ケンカップル』って感じでしたね。
その後、獄寺が子供になっちゃった時の連係プレーや、海水浴勝負で山本が帰ってこなかった時の、獄寺の山本に対する絶大な信頼とか見せ付けられて並盛のゴールデンコンビ!とか思ってたので、黒曜編のラスボス戦で山本だけ仲間はずれだったのは衝撃でした。飴の後の盛大な鞭に、打たれ弱い私のハートはブロークンです(ハル風) あの頃は武器もまだ『山本のバット』だったし、何の戦闘訓練も受けていないただ運動神経いいだけの中学生だったから、当然と言えば当然なんだけど…
山本を日常のゴタゴタにいつも巻き込んで悪いと思ってるけど、本当に本当のマフィアには関わらせたくないって思ってるツナと、ツナのその意向を尊重してるであろう獄寺っていうのが中期の山獄。自分的には単行本7巻~黒曜ラストぐらいまでが『第二次山獄黄金期』だと思っている(笑)
VSヴァリアーでは個別修行も始まっちゃって、いよいよ本格的にバトル編突入ということで『刀小僧』になってしまった山本。
まあ、守護者になることの責任ってそういうことだよね。ツナが山本をハブらなくなって、獄寺も山本をファミリーとして信頼するようになった気がする。嵐戦の後、悔し涙堪えながら山本の胸ぐら掴んで「後は頼んだ」って言う獄寺~翌日の雨戦後に「勝ったぜ!」って山本が笑うとこまでの一連の流れと、大空戦の最中、2人でクロームを助けに体育館に乗り込んでいくところがハイライトかな!
今までの『地元じゃ負け知らず』的な一般人とのケンカじゃなくて、ボンゴレの一員として背中合わせ(精神的に)で戦う山獄。ファミリーとしての絆も深まってきたと思い込んでたところへの未来編。どう見ても大人山本に心持って行かれた感アリアリの獄寺と、父親が行方不明なのに顔に出さない山本の、まさかの大喧嘩。
あのγ戦での甘酸っぱい大喧嘩については、2年前あたりにキモイほど真剣に書いてるのがあったのでそっち参照で(笑)
γにギッタギタにやられた後、明らかに深まった2人の絆とか、入江の陰謀でまた引き裂かれたりとか、同室になっちゃったりとか、今、間違いなく山獄は熟成期に入っている!! ツナを守るためにそうした方が有利だからとか、そういう損得勘定抜きで、2人が助け合い支え合っとる!素晴らしきファミリー!もう本当にファミリー(夫婦)になっちゃえよ!リボーンさんもきっと許可するよ!(私は本気で言っています)
ていうか、そろそろ原作で山獄がダブルアーツ(手を繋いだままダンスっぽく戦うアレ)を始めても、私何も驚かないよ!
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